お願いしておりました国際音声記号のグリフを全て作っていただき。ありがとうございます。このまま Unicode の IPA Extensions (U+250–2AF)、Spacing Modifier Letters (U+2B0–2FF)、Combining Diacritical Marks (U+300–36F) の範囲のグリフもお作りになるおつもりでしょうか?
気がついた点がありましたので、下に挙げておきます。
U+25F “ɟ” のグリフは DejaVu Sans のように x-height の半分の高さ辺りに横棒があるのが標準的な字形です(「IPA: Pulmonic」
やこちらのサイトも参照)。また、U+28E “ʎ” のグリフを DejaVu Sans のようにもう少し上に、U+265 “ɥ” のグリフを DejaVu Sans のようにもう少し下にした方が良いと思います。
いつもありがとうございます。U+25F の件、了解です。U+28E と U+265 は今日の commit で修正済みです。
ついでなので IPA Extensions は一気に揃えるつもりですが、キリが無いので Spacing Modifier Letters や Combining Diacritical Marks などは漢字制作の合間に、必要性に応じて揃えていく予定です。IPA Extensions 以外で緊急度の高いグリフがあれば教えて下さい。
まずは次のグリフの形も間違え易いので、あらかじめお伝えしておきます。
U+284 “ʄ” のグリフも x-height の半分の高さ辺りに横棒があるのが国際音声学会 (International Phonetic Association) での標準的な字形です(Charis SIL や Doulos SIL も参照)。
IPA Extensions の範囲外では U+1C0–1C3、U+2B0–2B8、U+2BC、U+2C0、U+2C1、U+2D1、U+2DE、U+2E0–2E4、U+2FA を追加しておくと、合成用記号を除いた国際音声記号の大部分がそろいます。
あとは、日本語の発音をより正確に表すためには次の合成用記号が必要です。
woodpecker さんが挙げられたものに加えて,国際音声記号用のグリフには,有声唇歯はじき音を表す国際音声記号として
ⱱ U+2C71 latin small letter v with right hook
が,また鼻腔開放記号として
ⁿ U+207F superscript latin small letter n
があります。
それから,U+15E “Ş”,U+15F “ş”,U+162 “Ţ”,U+163 “ţ” と区別をするために,次のコンマビロー附きのグリフを追加していただけませんか?
Ș U+218 latin capital letter S with comma below
ș U+219 latin small letter s with comma below
Ț U+21A latin capital letter T with comma below
ț U+21B latin small letter t with comma below
woodpecker さん、sabro さん、ありがとうございます。
漢字制作再開の前にご指摘のグリフを揃えておこうと思います。
国際音声記号用のグリフを作製されたあとに,数学や物理学で数式などを表すのによく使う次の文字の追加をご検討いただけませんか? (以前にお願いした [X]HTML の文字実体参照[別表]で扱える文字に大部分が含まれます。)特に,欧文用の山括弧に当たる U+2329 と U+232A を是非お願いいたします。
上記、了解しました。
真に申し訳ありません、
下のコメントで、どうやら HTML タグの “</sup>” の “/” を入れ忘れて “<sup>” としてしまったようです。そのため、これ以降の文書が全て小さく表示されてしまっています。
お手数をおかけいたしますが、下のコメントを修正または削除なさってください。宜しくお願いいたします。
もう大丈夫みたいですね。
# mandel59 さん、ありがとうございます。
国際音声記号のグリフの作成を始めていただいて、ありがとうございます。前回に挙げた英語や日本語の発音を表すのに必要な国際音声記号の一覧に次のものを入れ忘れておりましたので、追加いたします。
(応急処置で</sup&rt;コメントをしてみます。)
(応急処置で</sup&rt;コメントをしてみます。)
mandel59 さん、機転を利かせた対応をしていただき、本当にありがとうございました。
M+ TESTFLIGHT 016 を公開しました。
http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/download/
M+ TESTFLIGHT 015 からの主な変更点
詳細、お問い合わせなどは以下の URL からお願いします。
M+ OUTLINE FONTS
http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/
欧文文字などの追加,ありがとうございます。M+ FONT がヨーロッパのラテンアルファベット圏文字にもかなり対応してさらに使いやすくなり,喜んでおります。
いくつか気づいた点もありましたので,お伝えします。
現在,イタリック体の f や数学関数の f として
ƒ U+192 latin small letter f with hook (= script f, function symbol)
を使うことはほとんど無いので,Unicode 名の “latin small letter f with hook” に忠実に従って ƒ U+192 のグリフを DejaVu Sans のように立体にしてはどうでしょうか? (X)HTML,ODF,OOXML などではイタリック体指定にすることでスラント体(斜体)として表示できるので,グリフを立体にしても問題は無いと考えます。また,ƒ U+192 の大文字である
Ƒ U+191 latin capital letter F with hook
のグリフも追加してはどうでしょうか?
― U+2015 horizontal bar (= quotation dash)
は(特に MS Windows 環境で)和文用の全角ダーシとして扱われるので,グリフの高さを(x-height の半分の高さではなく)和文文字の中央の高さにしてはどうでしょうか?(「ダーシ ― 図解DTP用語辞典」も参照。)さらに U+2015 は二つつなげて二倍ダーシ(倍角ダーシ)として使われることも多いので,二つ並べた場合にグリフがつながるように U+2015 のグリフを横にもう少し伸ばしてはどうでしょうか?
ハイフンについて,欧文用のハイフンとしては専ら - U+2D hyphen-minus が使われ,
‐ U+2010 hyphen[JIS X 0213 面区点番号 1-1-30 ハイフン(四分)]
は和文用のハイフンとして使われていることが多いので,(上の全角ダーシと同じく)U+2010 のグリフの高さを和文文字の中央の高さにしてはどうでしょうか?
リーダについて,
… U+2026 horizontal ellipsis (= three dot leader)
と
‥ U+2025 two dot leader
は日本語フォントでは JIS X 0208 (JIS X 0213) の「(面)区点番号 (1-)1-36 三点リーダ」と「(面)区点番号 (1-)1-37 二点リーダ」として使われることがほとんどで,さらにラテンアルファベット圏では U+2E full stop (= period, dot, decimal point) を使って leader を “...” や “..” と表すことの方が多いです。なので,この二つのグリフを全角幅かつ和文文字の中央の高さにしてはどうでしょうか?
ご検討,お願いいたします。
ご指摘ありがとうございます。cvs 版にて修正、追加してみました。
M+ FONT のグリフが次々に追加されていくのを楽しみにしております。
欧文のグリフを追加されているとのことで、宜しければ、次に挙げる国際音声記号 (IPA) の追加もお考えいただけませんか?
ご助言ありがとうございます。国際音声記号の件、了解しました。ただいま進行中です。ひらがな・カタカナの補完についても、漢字の合間に制作する予定です。
Latin Extended-A 範囲のグリフの完成,おめでとうございます!
ありがとうございます。まだ M+ P のみですが、ご提案をいただいている残りのグリフを揃えたら、次の TESTFLIGHT として公開しようと思っています。
ď U+10F latin small letter d with caron
Ľ U+13D latin capital letter L with caron
ľ U+13E latin small letter l with caron
ť U+165 latin small letter t with caron
のキャロン(ハーチェク) “ˇ” はアポストロフィのような形になっている方が一般的です(「ハーチェク — Wikipedia」も参照)。
ĥ U+125 latin small letter h with circumflex
のサーカムフレックス “ˆ” も Myriad Pro, DejaVu Sans のように左に寄っていたり,Arial, TeXGyreHeros, TeXGyreAdventor のように真ん中寄りだったりと2種類あるので,ご一報を。
Helvetica Neue, Vera Sans, Verdana には Unicode の Latin Extended-A の範囲のグリフが用意されていないことが多そうなので,「欧文グリフの追加 「uni00B0 - uni00B7」」でも紹介した
DejaVu Sans
TeX Gyre Heros
TeX Gyre Adventor
も参考にされてはどうでしょうか?
ご指摘ありがとうございます。修正してみました。
欧文括弧類の下を伸ばして g j p q y などのグリフもしっかり囲った方が良いのでは、とのご指摘をいただきました。現状では数字や他のグリフとのバランスをやや重視して、ベースライン下の空間が広くなりすぎないようにしています。
程度の差はありますが、Vera Sans、Myriad Pro、ヒラギノ角ゴも同様に括弧の下をやや短めにしているようです。
M+ において、まだ充分な検証が済んでいるとは考えていませんが、しばらくこのまま様子を見ていきたいと思います。
また、全角幅括弧の天地位置について和文天地とのバランスを重視するべきとのご指摘もいただきました。制作時は全角英数字の文字集合の一部として、全角英数字とのバランスを優先していましたが、全角英数字が和文とのバランスを重視して設計されたように、全角括弧も和文とのバランスを重視することにしてみました。
以上、cvs 版でお試しいただけます。知識不足のまま手を動かしている自分にとって、さまざまに有意義な情報提供、ご指摘、ご提案などがとてもありがたいです。公開するに値する、恥ずかしくないフォントとなるよう今後ともよろしくお願いいたします。
括弧類の左右幅について、JIS X 4051 に基づいたご提案をいただきました。硯麿さん、emk さん、ありがとうございます。今まで「日本語グリフ」は全角が原則と思い込んでいましたが、色々とあるようです。
自分が検証作業に手間取っているうちに結論が出てしまったようですが、例えば現状でもことえり(Mac OS X)で "(" を確定する際の候補に
U+28 と U+FF08,そして U+300C と U+FF62 を単なる全角幅と半角幅の違いだと捉えるのは日本語対応エンコーディングとして EUC-JP, Shift_JIS, ISO-2022-JP しか無かった時代の解釈であり,Unicode を文字集合とした UTF-8 や UTF-16 などのエンコーディングが普及している今では事情が異なってきます。
Helvetica Neue, Vera Sans, Myriad Pro, Verdana, TeXGyreAdventor, U001, URWClassico, AntiqueOlive などの欧文フォントの U+28 left parenthesis と U+29 right parenthesis のグリフは g, j, p, q, y などの文字を囲うようにベースラインよりも下に突き出ています。一方,日本語フォントなどの U+FF08 fullwidth left parenthesis と U+FF09 fullwidth right parenthesis のグリフはベースラインよりも下には出ていません。つまり U+28 と U+29 は欧文用の括弧,U+FF08 と U+FF09 は和文用(と言うより,漢字・かな・ハングル用)の括弧というように使い分けられるものです(少なくとも,日本語版 Wikipedia などの UTF-8 エンコーディングのウェブサイトや pTeX ではそのように扱われています)。
また,U+FF62 halfwidth left corner bracket と U+FF63 halfwidth right corner bracket はあくまで JIS X 0201 の片仮名図形文字集合に対する互換用文字として Unicode に収録されているものです。そのため,これから(一重)鍵括弧を使っていく上で U+300C left corner bracket と U+300D right corner bracket のみを使い,U+FF62 と U+FF63 は使わない方が良いようです。
U+28 と U+FF08,そして U+300C と U+FF62 などを全角幅と半角幅とで使い分けるのではなく,その用途によって使い分けるべきだと考えます。
ありがとうございます。自分も常々和文(漢字・かな・ハングル)用に天地高を考慮した "( )" 括弧があればと思っていたのですが、U+FF08 と U+FF09 はいわゆる全角英数字の文字集合に含まれたグリフだったので、天地高は全角英字用にベースラインから下にはみ出させています。これは修正した方が良いでしょうか?
前述のとおり,U+FF08 と U+FF09 などは漢字・かな・ハングル(한글)用として用いるべきなので,少なくとも欧文フォントの欧文用括弧のように極端にベースラインから下に突き出るようにはしない方が良いでしょう。私はむしろ括弧の上部分が少し短いと感じました。例えば「囲」という文字をしっかり囲えるように,もう少し括弧の上部分を伸ばした方が良いと考えます。「ヒラギノ角ゴ」のグリフを参考になさってはいかがでしょうか? (ヒラギノで組まれた手元の書籍を見ると,ベースラインからわずかに下にはみ出しているように見えます。)
また,個人的には U+28 や U+29 などの欧文用の括弧のグリフは g, j, p, q, y をしっかりと囲えるようにもう少し下に伸ばした方が良いと感じています。
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