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Mon, 09 Aug 2010
icon M+ FONTS の行送り設定について   22:37

OPEN FORUMWRITEBACK などで、M+ FONTS の行送り幅が版を重ねるごとに広がっていないか、また他のフォントと比べて広すぎるのではないかとのご指摘をいただいております。
そもそも M+ FONTS の生成スクリプトには行送り値が設定されていないため、Latin Extended Additional カテゴリなどに含まれる上下にはみ出した補助記号を持つグリフが増えるに従い、fontforge が自動的に設定する行送り値も拡大してきた結果だと思われます。

しかし Mac OS X の環境に限れば、標準で採用されているヒラギノ角ゴシック W3(↓)に比べて、

最新版の M+ 1 Regular(↓)の方が行送り値が少なかったりします。

行送り値の変化する Bold、Heavy、Black(↓)で、ほぼヒラギノ角ゴシック W3 と同等になります。

Mac OS X 10.5.8 / TextEdit 1.5 にて。

通常、本文組みなどの場合は行送り値をフォントサイズの 150% 以上に設定して可読性を高めます(fontforge の自動設定値は割合良いと思います)。その感覚から見た個人的な感想では、現状でも行間が広すぎるとは感じませんし、以前に不具合の例として見せていただいた画像にも違和感はありません。

最初の画像(↑)は 12pt の文字に対して行送りが 16pt(Mac OS X / Illustrator C 以下同じ)、一行目の下付き補助記号と二行目の上付き補助記号は接していません。それでもかなり窮屈な印象がします。文字量が増えれば増えるほど窮屈さを感じ、更に読み辛くなると思います。

次の画像(↑)では行送りが 18p(150%)になっています。だいぶ読みやすくなりましたが、本文指定ではもう少し空間が欲しいところ。

最後の画像(↑)では行送りが21pt(Illustrator CS の自動設定値)になっています。この画像だけ見れば行間が広がり過ぎに見える場合もありますが、本文としての文字量を読ませるためには必要な空間だと思います。

以上のように、個人的な判断として現状の行送り値(自動計算された値)を変更する必要性は感じませんが、ウエイトによって設定値が異なっているため、環境によってはウエイトの混在した文章の行間にバラツキが生じる可能性もあります。何らかの絶対値をスクリプト中に設定したほうが良いのかもしれません。ご意見、アイディアなどありましたら WRITEBACK お願いします。

Re: M+ FONTS の行送り設定について   by bsct

JIS X 4051:2004「日本語文書の組版方法」7.4.1 d) では,行間を文字サイズの二分アキ以上で全角アキ以下の範囲とし,特に文字サイズの70%以上とすることを推奨しています。一般的には,日本語文書の行送りを文字サイズの1.5倍から1.7倍程度にしていることが多いと感じます。ちなみに,欧文での一般的な行送りは文字サイズの1.2倍から1.4倍程度が多いですね。

Re: M+ FONTS の行送り設定について   by egtra

極論を言ってしまえば、ちゃんとしたアプリケーションソフトウェアなら行間を指定できるはず――MS WordやHTML/CSS(を解釈するウェブブラウザ)でさえ指定可能――なので、フォントでの指定なんて参考値・初期値(デフォルト値)程度の意味しかもたないのではないかと思います。なので、現状の特に指定しないままでも良いのではと思います。 ただ、ただのテキストエディタなんかだとなかなか行間を指定できるアプリケーションがないので悩むところですが。

Re: M+ FONTS の行送り設定について   by 福地

絶対値指定することに賛成です。行送り幅の広い狭いよりも、リリースバージョンやウェイトによって送り幅が変化することが、扱いにくさの一つの要因かと思います。また、自前で送り幅を微調整するのにもとても便利なので、ぜひお願いしたいと思います。

Re: M+ FONTS の行送り設定について   by coz

みなさま、ご意見ありがとうございます。
行送りの設定をスクリプト内に含めたいのですが、最大の問題は「自分がその方法を知らない」ことだったりします。申し訳ないです。

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